エディケーションセンター設立プロジェクト
中部カリマンタンでの環境教育を利用した伝統社会活性化・・・
◆はじめに
1997年森林大火災によって大量に消失したインドネシアカリマンタン島の森林は、木々の消失と共に、森で暮らす人々「ダヤック族」の生活や文化も崩壊させてしまいました。
森林の再生と伝統社会の再生、そしてそれらが持続的な発展を遂げるような社会システムを構築する事が今回のプロジェクトの目的です。
◆プロジェクト理念
「自立しようとする人間を育てる社会の仕組みづくり」
私たちは、中部カリマンタン島における社会システムを持続的に発展させて行くためには「自立を可能とする社会のシステム」が必要になると考えます。
◆理念を実現するために
○エディケーションセンター設立
「自立しようとする人間を育てる社会の仕組みづくり」を達成するためには、その仕組みづくりの核となる組織体が必要となります。その組織体は教育と環境をベースとし、地域社会との深い結びつきがある組織体が望まれます。
私たちはその組織体をエディケーションセンターと位置づけ活動を展開します。
このエディケーションセンターは環境教育をベースにした教育を地域住民に提供することを基本においています。
エディケーションセンターの役割は、地域づくりであると位置づけ、多様な活動を目指します。
・活動例
子どもから老人までを含めた環境教育の提供
伝統社会システムの調査と蓄積
カリマンタン島におけるエコツアーのコーディネイト
エコツアーを中心とした産業の創出
カリマンタンの素材を生かした伝統工芸の復活と創出
インドネシアにおけるNPOの設立支援
◆活動の経過と予定
2000年、最初のエコツアーを開催し、私たちのカウンターパートナーである、パランカラヤ大学との協力関係を構築し、現地を実際に調査し、今後の課題や方向性を分析しました。
2001年はニューヨークのテロ事件の影響で、エコツアーは開催出来ず、2002年に研修生を受け入れるアイディアを出し、その準備を行いました。
2002年は、カリマンタンから研修留学生を受け入れ、環境教育の基礎と日本におけるネットワークの拡大をはかりました。11月に予定していたエコツアーは火災の再発によって中止となりました。
2003年は4月と11月にエコツアーを開催すると共に、12月にはカリマンタンで開催された国際ワークショップに参加し、新しい環境保全のあり方を議論
2007年7月に、エデュケーションセンター設立のための現地調査を実施しました。